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誰でもいい時計は1本ぐらい、
という固定概念が自分の中にはあり、私はグランドセイコー SBGX263を持っています。
グランドセイコーがいい時計かどうかは個人の判断にお任せですが。
型式では分かりにくいと思いますので、簡単に言うと、グランドセイコーの中で一番手頃な価格のクォーツ(電池)時計です。
今回はそんな最安グランドセイコーをオフィシャルサイトから電池交換を依頼したお話。
グランドセイコー 最安モデル SBGX263 にしたわけ

グランドセイコーを買ったのは2020年。
社会人1年目が終わろうとしていた時のこと。
地元へ帰省しイオンをふらついていた時に、ふらっと時計屋さんに入り、目につくオーラの違う時計たち。
はい、グランドセイコーの時計たちです。
これまで高級時計を手にしてこなかっただけに、
たかが時間を確認するだけの機械にこの値段、、、、
と思いましたが、自分もいち社会人。
先人たちの固定概念を踏襲し、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入に踏み切りました。
実情として、イオンポイント10倍?20倍?ってキャンペーンも後押しになりましたが。
さて、えいやっ!
で買ってしまいましたが、私が惹かれたポイントを挙げると、
- クオリティ高き、国産!、Made in Japan!、Japan Made!なやつ
- フォーマルシーンでもカジュアルシーンでも合う時計
- いい意味であまり存在感がない小ぶりなやつ
- スイスの高級時計らに挑戦しているブランドだけにいち日本男児として応援したかった
といったところでしょうか。
それと、グランドセイコーの時計といえどピンキリです。
本当に好きな人は機械式一択なんでしょうが、自分はより時間誤差の少ないクォーツにしました。
それらを踏まえて、結果として最安値のSBGX263が自分にはベスト選択になったになったという経緯ですね。
前置きが長くなっても仕方ないので背景はこの辺で。
公式サイトからの電池交換依頼の流れはこれ

さて、2020ごろに買った時計の針が止まったのは今年2025年に入ってから。
たぶん4、5年ぐらいは電池持ったんじゃかいかなって感覚です。
そこから考えるわけです。
- 街の時計屋さんに電池交換をお願いするか、
- 公式サイトから正規修理をお願いするか、
- 必要な工具を買って自分で交換するか、
- いうほど使ってなかったしこの際売っちゃうか、
の4択あたりを。
まぁそんな事を頭の片隅におきながらかれこれ9ヶ月とか塩漬けにしたまま。
いろいろ記事とかを見て、いい時計をちゃんとしたメンテナンスして、長く使う、
ってサステナブルな価値観に共感して正規店で修理してもらうことにしました。
サイトを見た感じ、電池交換のみ頼んでも付随して色々点検とかやってくれそうだったし。
一応公式サイトでは、
クオーツ式時計の電池交換は全部で10工程、24項目のチェック
をやりますよ〜って書いていますね。

値段については、少し前は電池交換で1万円切ってたみたいですが、最近は1万越えのよう。(送料込みで)
正確には電池交換は2種類あって、
ノーマル電池交換なら8800円+送料1650の10450円
1年間の保証とバンドの点検を含めたバッテリープラスサービスってやつは11000円+送料1650の12650円
らしく。
時計確認するだけの機械にこの値段か、、、って買う時には思いましたが、
たかが電池交換するだけでこの値段か、、、、って感じでした。
一度清水の舞台から飛んだ身。
悩んでてもしゃーねーので会員登録から始めましたとさ。
オンライン修理受付
会員登録以外にも、ゲストとしても修理依頼できるようです。
自分はなんとなく会員登録からいきました。
まぁ会員登録後、修理依頼する時計の保証書情報とかいろいろ入力して、電池交換メニューを依頼します。
数日で発送キットが届きます
9/15にオンライン申請して、9/17には発送キットが届きました。
外装は普通の段ボールとかじゃなく、
緩衝材もしっかりしてて、
輸送中に開封されてないかわかるシールもあって、
ちゃんとこう言うところもお金かけてんなぁって感じでした。

修理先到着後、1週間ぐらいで見積もりが届きます
まぁもう送っちゃったら何もする事ありません。
輸送の日数も勘案すると、手元から時計を送って1週間半ぐらいで見積もり受領の感覚でしょうか。
見積もり承認後、1週間ぐらいで修理が完了します
まぁもうここも難しいことは何もありません。
見積もりを提案されて、これっ!
ってポチッとけば1週間ぐらいで電池交換実施してくれます。
5 決済+返送
支払わないと時計返しませんよ〜
って注意書きもあるのでちゃんと払いましょう。
注意点はそこだけです!

コンプリートサービスを提案されても電池交換のみ依頼したい場合は一声あげろ

さて、私はノーマル電池交換のみのつもりで時計を送りました。
ところが見積もりが届いてびっくり仰天。
修理メニューの中では一番高いコンプリートサービス(オーバーオール+その他)が提案されておりました。
その価格58300円。
しかも提案してきたのはそれ一択のみ。
より良く時計を保つためにはそらオーバーオールした方がいいのは百歩譲って分かりますよ。
けど、元々の電池交換の選択肢を無くしてそれ一本で提案してきたので困ってしまいました。
悩んでいたところ、修理申し込み画面にチャット形式の問い合わせスペースがある事に気づきます。
若干の怒りを覚えながらも大人に問い合わせた様子がこちら。

数日後、こんな注意書きとともに渋々出したであろう電池交換のみの見積もり2が届き、速攻でそちらで依頼しておきました。
一安心。
いや〜、物静かで提案を甘んじて受け入れる日本人だと思われたら困ります。
どれだけの人が同じ状況に直面するか分かりませんが、意図と違う見積もりであればひと声あげましょう。
そんな教訓でした。
今のところは電池交換のみで調子よく動いてるしあと5年ぐらい頑張ってもらいましょう。
10年記念にはコンプリートサービスもありですかね。




